6月9日(土)午前9時30分に向ヶ丘遊園駅南口へ集合。
梅雨の合間の晴れ、そして夏日となりましたが、総勢29名の方が参加されました。
立っているだけで汗が流れるなか、皆さんと生田緑地公園まで元気に出発です。
お喋りしながらゆっくりと歩き、生田緑地公園に到着。すぐに満開の菖蒲の花がお出迎えです。


皆さん、菖蒲を眺めながら木陰で一休み。(イヤー、本当に暑い日だった)
生田緑地は広大な敷地に豊かな自然公園と、様々施設があり一日では回り切れないほど見どころ満載です。
今回の散歩カフェでは、日本民家園を参加者全員で見学してきました。
みなさんで見て回った様子を報告します。

この黒漆喰の竈があるのは、井岡家住宅です。奈良県より移築されました。
この家は、囲炉裏がなく竈で生活していたそうです。
この大竈は、火の神を祭るもので正月の餅つきの時以外は使用しないとの事。

皆さんから、懐かし~い!の声が。そうです、東北地方では、昔ほとんどの
家に囲炉裏がありました。(婆ちゃんの家にもあったなぁー。煙で涙がボロボロ・・・
味噌汁を温めたり、餅を焼いたりと以外に火力が凄いんです。)

一軒一軒見て回り、ちょっと疲れたら甘いものが食べたーい。

栃の実大福。この栃の実、アク抜きが大変です。
手間暇かかった大福を美味しくいただきまーす。

団子屋さんの正面にあるこの合掌造りは山下家住宅。岐阜県から再移築されたものです。
なんと、川崎駅前で観光料亭として利用されていたとの事。(ヘェーそうだったんだ)
広大な屋根裏は、幾層にも区切られ、養蚕や冬期間の食糧や薪等の貯蔵場として利用していたそうです。
(子供の頃、縁側に蚕様を並べて遊んでいたら、婆ちゃんに怒られたこと思い出すなぁ~)

北村家の縁側にて美女と???イケメンですね。
この北村家は神奈川県の秦野市からの移築です。
江戸初期の民家にしては非常に明るく開放的な作りだそうです。


生田緑地公園の中にあり、「自然体験」「天文体験」「科学体験」の3つの
感動体験をテーマにしていて、プラネタリウムも凄いそうです。
時間がなく、展示物を見ただけでしたが、タヌキ、カラス、野ネズミ、蛇などの
剥製が展示されていました。また、昆虫の種類の多さにも驚かされました。
ワァー気持ち悪いと言いながら、しっかりと観察していましたよ。
皆さんとは、ここで解散となりました。 今回は、時間の都合で岡本太郎美術館には
行けませんでしたが、機会があればぜひ行ってみたいです。
今回、初参加をしてみて、散歩カフェスタッフの気配りに感心するばかりでした。
本当にお疲れ様でした。また、来月も楽しい散歩カフェを宜しくお願い致します。
報告:あゆみ会広報スタッフ T.Y 写真:あゆむ会スタッフ R.K